奈良博文堂 入木 長穎別羊毫 博文堂作

博文堂製の純羊毛の特選品の長鋒です。中国から輸入される羊毛は色々な部位があり、中でも牝羊の腋毛や腹の毛、特に陰部は細くしなやかで弾力があります。これは主に脇と腹の毛を使用してると思います。文革前の唐筆も上質ですが日本の筆のほうが技術的にも質的にも上だと個人的に思います。これはS50年前後の作でしょう。達磨軸は奈良で一番の掘り師故佐々木さんの丁寧な彫りで晩年の作。筆の製作は故大藤清和さんです。軸15㎜、穂先78㎜の超長鋒になります。50年後の値段は5万円以上になっております。当初48000円で出品しました。